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自.平成23年4月 1日
至.平成24年3月31日
- 有線放送事業の再構築
3月11日に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所被災事故、そして計画停電と大規模節電等により、日本は経済のみならず大きな転換期を迎えようとしている。
有線放送事業者にとっても被災顧客の解約また受信料減免等もあり一時的な業績落ち込みは免れないが、被災からの再生に合わせてBGM放送サービスも災害リスク対策、また求められるコンテンツやサービス形態を再評価することにより、自身を見直す絶好の機会としたい。
業務用音楽放送サービス市場は飽和感もあり、今年度も会員各社の業績見通しは決して楽観を許すものではないが、販促放送等付加価値サービスの提案、有線放送・衛星放送の従来のインフラに加えて、光回線等地上公衆回線を利用した新しい音楽サービスの開発により新たなニーズを創出してゆく必要がある。当協会も会員各社と情報交換を密にして会員各社の業績向上を支援したい。
- 第44回日本有線大賞の実施
第43回の成果と課題を再確認し、日本で唯一の音楽ファンの声が届く大賞イベントとして、更に多くの視聴者から支持される有線放送の祭典として育て上げ本協会のイメージアップと会員各社の営業活動にも寄与するものとする。
◆大賞発表 平成23年11月下旬 TBS系全国ネットで生中継放送予定
- 有線放送正常化の推進
本年6月末日を期限とした協会会員社全社の正常化完了を目指して、各社の推進を支援指導する。
- 一般社団法人への移行申請
本年(平成23年)秋の一般社団法人認可申請を目指して、新定款、諸規程、機関整備、公益財産支出計画の策定等、必要な準備を着実に進める。